基本的なキーボード操作や見方、便利なショートカットなどを覚えて、パソコンを活用できるようにしましょう!
- 基本的なキーボードの操作ができる
- パソコン操作のスピードアップができる
- キーについての理解が深まる
基本的なショートカット

通常は、マウスやトラックパッドなどを使って実行する操作を、代わりにキーボード上で複数のキーを組み合わせることで行えます。
この複数のキーの組み合わせをキーボードショートカットと呼びます。
キーボードショートカットを使うことで、圧倒的に作業スピードをアップできるのです。
使いながら覚えていきましょう!
ここでは、キーボードショートカットをショートカットと呼びます。
ここでは、ショートカットに必要な特殊キーの紹介と、よく使うショートカット8つを紹介します。
特殊キーを知っておこう
ショートカットでよく使う特殊キー。
キーボードによってはマークか名前、どちらか一方しか表記されていないこともあるので、どのマークがどのキーか認識しておきましょう。

- ⎋ … esc(エスケープ)
- ⌃ … control(コントロール)
- ⇧ … shift(シフト)
- ⇪ … caps lock(キャプスロック)
- ⌥ … option(オプション)
- ⌘ … command(コマンド)
- 🌐 … globe(グローブ・地球儀)
- ⌫ … delete(デリート)
command [⌘]+Cで「コピー」
選択した文字や画像を、コピーできます。
グレー部分に表示されている文字は、キーボードで押したキーです。
押した順に表示され、2文字以上一緒に出た文字は、同時に押しています。
たとえば、 ⌘Cの場合は、⌘を押しながらCを押しています。
また、後述する⌘+Vの貼り付けも動画内で使用しています。
動画内では、「リベ大」という文字をコピーして、貼り付けています。
コピーは、選択した文字はそのまま、元の場所にも残ります。
command [⌘]+Xで「切り取り」
選択した文字や画像を、切り取りすることができます。
「リベ大」という文字を切り取り、貼り付けています。
切り取りの場合、選択した文字は元の場所からなくなります。
command [⌘]+Vで「貼り付け」
コピーまたは切り取りした文字や画像を、貼り付けることができます。
command [⌘]+Zで「元に戻す」
操作を一つ前に戻ることができます。
command [⌘]+Shift+Zで「やり直す」
command [⌘]+Zで元に戻した動作を、やり直すことができます。
動画は以下の順番で操作しています。
- 文字をカーソルで選択し、デリートキーで削除(⌫)
- 元に戻す(command [⌘]+Z)動作で一つ戻る(削除をする前に戻る=文字が表示される)
- やり直す(「元に戻す」を取り消す)(command [⌘]+Shift+Z)で③の操作の前に戻る(=文字が削除される)

command [⌘]+Aで「項目をすべて選択」
文字など、項目をすべて選択します。
メモ帳内や、その画面内など、広範囲を選択するときに重宝します。
command [⌘]+Fで「検索」
そのページ内で、検索をかけることができるボックスを表示します。
command [⌘]+Tabで「開いているウィンドウを順に切替」
現在開いている開いているアプリが一覧で表示され、順番に切り替えることができます。
Tabを推すごとに切り替えるアプリが変わります。
文字変換
スペースキーを押すと、打った文字を漢字やカタカナなどに変換できます。
しかし、カタカナや英数に変換したい場合は、もっと簡単な方法があります。
ファンクションキーの場合
ファンクションキーとは、キーボードの最上段にあるF1からF12までのキーのことです。
それぞれに機能があります(後述)。
fnキーと組み合わせる
文字を打った後、エンターキーを押す前にfnキーと以下のファンクションキーを同時に押すことで、入力した文字をそれぞれカタカナや英数に変換できます。
fn+F6 | ひらがな |
---|---|
fn+F7 | 全角カタカナ |
fn+F8 | 半角カタカナ |
fn+F9 | 全角英数 |
fn+F10 | 半角英数 |
fnキーの設定
また、設定を変えればfnキーを同時に押さずとも、ファンクションキーだけで上述の機能を使うことができます。
このチェックマークを入れると、Macのデフォルトではない「標準のファンクションキー」がfnキーを同時に押さずに使えるようになります。
Windowsでは、この仕様が標準なので、慣れている方はこちらに変更すると良いでしょう。
Macのデフォルトの設定では、以下のようになっています。
- F1…画面を1段階暗くする
- F2…画面を1段階明るくする
- F3…Mission Control
- F4…Launchpad起動
- F5…キーボードのバックライトを暗くする
- F6…キーボードのバックライトを明るくする
- F7…前のトラックに戻す
- F8…再生or一時停止
- F9…次のトラックに進む
- F10…消音
- F11…音のボリュームを1段階下げる
- F12…音のボリュームを1段階上げる
また、fnキーを同時に押すことで、以下の機能になります。
- F1…ヘルプ、サポートを表示
- F2…ファイルやフォルダの名前を変更
- F3…ファイルやフォルダの検索
- F4…アドレスバーを表示
- F5…表示内容を更新
- F6…「ひらがな」に変換
- F7…「全角カタカナ」に変換
- F8…「半角カタカナ」に変換
- F9…「全角アルファベット」に変換
- F10…「半角アルファベット」に変換
- F11…ウインドウを全画面で表示
- F12…オフィスソフト(WordやExcelなど)に名前をつけて保存
ショートカットの場合
controlキー(⌃)と他のキーを押して、変換をすることもできます。
⌃+J | 全角ひらがな |
---|---|
⌃+K | 全角カタカナ |
⌃+L | 全角英数 |
⌃+: | 半角英数 |
日本語/英数の入力切り替え

日本語入力になっているかどうかは、画面右上のメニューバーで確認できます。
チェックマークが入っているところが、今の入力モードです。
そのまま文字入力の切り替えも行えます。
英数 かな ボタン
それぞれ、ボタンを押すことで入力モードの切り替えができます。
通常はこちらの方法で切り替えます。

control+space
controlボタンを押してから、スペースキーを長めに押すと、ひらがな・英字・カナ入力を切り替えるメニューが出てきます。
スペースキーを押すごとに入力モードが切り替わります。
ちなみに、地球儀キーを押すことでも同じ画面を出すことが可能です。


ユーザ辞書を活用

入力作業を素早く、正確にできるようになる機能です。
あらかじめ「辞書登録」を行なっておくことで、固有名詞や文章などが他の一般的な変換候補よりも優先的に出てきます。
メールアドレスや顔文字など、使う頻度が多いものを登録しておくと便利です。
ユーザ辞書の使い方
メールアドレスや顔文字など入れておくと便利
よく使うフレーズや顔文字を登録しておくと、入力が速くなるのでおすすめです。
Mac – iPhoneだと自動で連携できる
ちなみに、Mac-iPhone間は自動で連携するので、同じAppleIDでログインしている端末のどちらかで設定しておけば、もう片方にも自動で反映されます。 (Wi-Fi設定や文字のコピーも同様)
タッチタイピングを覚えよう
タッチタイピングとは、文章を入力するときなどに手元を見ずにキーボードを打つことです。
絶対にできなければいけないわけではありませんが、タッチタイピングを身につけると、「速い」、「正確」、「疲れにくい」といったメリットがあります。
(出典:富士通FMVサポート)
ブラインドタッチとも言います。
まだ自信がない人は、ぜひマスターしましょう。
アフィリエイトブログや、ライティング、プログラミングなど、文字入力が多い副業をやる人にとっては、特に早めに身につけておきたいスキルです。
①ホームポジションを覚える
効率よくタイピングを行う方法として、「ホームポジション」があります。
これは、タイピングをするときに指を置く位置のことです。
キーボードにある「F」と「J」の小さな突起が目印で、ここに人差し指を置きます。
指を動かしてキーを打ったら、このホームポジションに指を戻すことを習慣にしましょう。
②決められた指で打つ
ホームポジションに指を置いておくと、ほとんどのキーが指を伸ばしたり縮めたりするだけで届きます。
それぞれ、キーはどの指で押すかが決まっています。

③絶対に手元を見ない
タイピングをするときに、キーボードではなく画面を見るようにしましょう。
最初は難しいかもしれませんが、練習を重ねれば、だんだん指がキーボードの位置を覚えていってくれます。
④練習あるのみ
ホームポジションとキーを覚えて、タッチタイピングができるようになるには練習あるのみです!
毎日少しずつでも継続することが上達のコツです。
おすすめ練習サイト
下記の2つがおすすめのサイトです。
- e-typing
- Typing Club
どちらでも、使いやすい方で練習してみてください。
e-typing
e-typingは現在の自分のスコアや、どこが間違いやすいキーかなどを教えてくれます。
毎週テーマの変わる「腕試しレベルチェック」で、気軽にタイピング練習も可能です。
会員登録はしなくても使用可能ですが、登録すると利用できる機能が増えるので、チェックしてみてください。
スコアの目安
- 50〜100…キーの配置とタイピングの基本ができる
- 100〜200…個人的なパソコン利用が問題なくできる
- 200〜300…一般的なオフィスワークでは困らない
もし、最初のスコアが低くても、タイピングは継続すれば確実に上達していきます。
コツコツと200点を目指して頑張りましょう!
Typing Club
動画やイラストで指の位置などがわかりやすく、感覚的に学べます。
デフォルトでは英語表記になっていますが、日本語に変換したり、字幕表示が出来ますので、設定をしてみてください。
まとめ
ちょっとずつ頑張っていこうな!
全てをいっぺんに覚えることは目指さなくてOKです。
まずは「こんなことができるんだな」と知ることが大事なので、少しずつキーボード操作に慣れ親しんでいきましょう!
リベシティで発言するときの文字入力も、ぜひショートカットを使って、タッチタイピングでしてみてください。
