マインドマップはリベ大のYouTube動画でもおなじみのウェブサービスです。
今回は両学長も動画で使っている「MindMeister(マインドマイスター)」の使い方を解説していきます。
- 頭の中を整理して、優先順位を把握できる
- 人に伝えられる資料を、素早く作ることができる
- チームでのプロジェクトが進めやすくなる
マインドマイスターとは
マインドマイスターとはマインドマップを簡単に作成できるウェブサービスです。(スマホにはアプリ版もあります)
リベ大でもプレゼン資料作りやブレスト(アイデア出し)、プロジェクトやタスクの管理など様々な場面で活用しています!
動画も紹介していますので是非見てみてください。
マインドマップとは
画像のように「1つの主題」を中心として、関連する言葉を放射状に拡大した図のことです。
マインドマップを活用するメリット
実際にマインドマップを活用することで、得られるメリットについて紹介していきます。
- 簡単で早く作れる
- 視覚的に理解できるのでイメージしやすい
- 流れや関連性がみやすく人にも伝えやすい
- 個人だけでなくプレゼンや発表など幅広く使える
マインドマイスターを利用することで、アイディアや頭の中を簡単にまとめることができます。
また、マインドマップの作成はプレゼンで使うパワーポイントよりも簡単です。
重要な部分のみを書き出すので無駄がなく、人に伝えるときも順序よく説明することができます。
MindMeister(マインドマイスター)の特徴
マインドマップを作れるアプリは「XMind」や「EdrawMind(旧名:MindMaster)」など様々なものがありますが、リベ大では「MindMeister(マインドマイスター)」をおすすめしています。
- 様々な端末でも使える
- マップにリンクや画像が貼れる
- 複数人で共有や編集ができ、引継ぎもしやすい
マインドマイスターはパソコンだけでなく、スマホの端末でも確認することができます。
複数人がリアルタイムで共有・編集ができるので、仕事のプレゼン資料を協力して作るときにも便利です。
無料プランでは直接画像を貼ることはできませんが、Gyazoの共有URLを活用することで画像を表示させることができます。
Gyazoに関しては第4章「画像の共有を効率化するためのツール紹介(Gyazoの使い方)」で詳しく紹介しています。
無料と有料の違い
マインドマイスターには無料プランと有料プランがあります。
知っておきたい機能の比較は表のとおりです。
機能(できること) | 無料(ベーシック) | 有料(パーソナル) |
作成マップ数 | 3 | 無制限 |
画像の添付 | × (ネットに上げたものなら可能) |
○ (0.5GBまで) |
データの出力 | △ (テキストのみ) |
○ (PDFやimage) |
印刷 | × | ○ |
編集履歴の確認と復元 | × | ○ |
最新のマインドマイスターの料金やプランに関しては、公式サイトをチェックしてみて下さい。
無料でできること
- 3つまでのマップ作成
- プレゼンモード
- マップの共有
- URLのリンク
無料プランの一番の注意点は、作成可能なマップが3つまでという部分です。
一人で使用するには問題ありませんが、マップを共有して使う・仕事でも使いたい場合は3つでは足りなくなる可能性があります。
また、無料プランでは一度削除したマップはもとに戻せないので注意しましょう。
共有されているマップは、URLを覚えておくことで何回でも見直すことができます。
共有マップでも自分が作ったものを削除すると、共有した相手からも消えてしまうので注意しましょう!
有料じゃないとできないこと
有料になると下記の機能が追加されます。
- マップ作成可能数が無制限
- ファイルや画像の添付
- 印刷
- 変更履歴と復元機能
- ゴミ箱と復元機能
- チャット
- Eメールサポート
- PDFや他のマインドマップツールの形式でエクスポート
有料プランの一番のメリットはマップ作成数に制限がなくなる事です。
複数利用できることによって、個人からチームでの利用など様々な活用方法もできるようになります。
仕事やプロジェクト管理で使う場合は有料プランがおすすめです。
そっちはチーム単位での契約がおすすめのプランだから、個人で使うならパーソナルプランで大丈夫
無料がおすすめな人・有料がおすすめな人
無料がおすすめな人
- 自分一人しかマインドマップを使わない
- とりあえずマインドマップを使ってみたい
有料がおすすめな人
- 複数のマップを使い分けたい
- 複数人とマップを共有する
- 仕事でたくさんのマップを使う
- 画像の貼り付けや印刷をしたい
共有リンクを個人のマップにメモしておいたり、一つのマップの中で複数の項目を作れば無料プランでも利用できなくはありません。
しかし、「複数のマップを使い分ける」「複数人で運用するマップを利用する」場合は有料プランにすることで、マップを考えたり作ったりする時間に使うことができます。
アカウント作成方法
公式サイトから、下記の手順でアカウントを登録できます。
マインドマイスターはパソコンからの操作がおすすめです。
スマホからの操作では、誤操作や全体のマップが見にくくなってしまうので注意しましょう。
特に共有されているマップは、知らないうちに意図しない編集をしてしまうこともあるので、スマホからの閲覧はおすすめしません。
本記事でもパソコンからの登録や操作方法を紹介しています。
Googleアカウントの作成方法は第4章「Googleアカウント(Gmail)の作成」で紹介しています。
好きな項目を選ぶと、新しいマップを作れるようになります。
マインドマイスターの基本操作
マインドマイスターを利用するために必要な「マップの作成方法」と「共有方法」を解説していきます。
メニュー一覧
下記がマインドマイスターの操作画面です。
操作できる内容は下記のとおりです。
- マイマップ(マップ一覧へ)
- マップの切り替えや新規作成
- マップのプロパティやテーマを変更する
- トピックの追加
- トピックの関連付け
- トピックを削除
- ひとつ前の作業に戻る
- 戻した作業をやり直す
- アカウント情報
- マップの各種装飾
- ズーム
- 中心へ戻る
- 履歴の表示
- スライドショーの設定
- タスク管理(MeisterTaskと要連携)
- 共有設定
- エクスポート
- 印刷(有料プランのみ)
メニューではたくさんの操作ができるようになっていますが、実際によく使う機能は限られています。
これから順番に解説していきます。
マップの作成
マップの新規作成
トピック(枝)の伸ばし方
マップの基本でもあるトピック(枝)の伸ばし方を解説します。
横へ伸ばすときは、今の考えをより掘り下げたいときに使用します。
下へ伸ばすときは違うカテゴリや、別の視点から考えたいときに伸ばしていきます。
色々な機能は記事の後半に解説してるからこのまま読み進めてね
テンプレートのインポート
マップが上手く作れないときは、こちらのサイトからテンプレートをコピーして使用することもできます。
マップの並びを変更する
マップを見やすくするために、右揃えに設定しておくのがおすすめです。
共有方法
いろんな方法があるから紹介するよ!
公式サイトでも紹介されていますが、共有にはいくつかの方法があります。
「メールアドレス」で共有
相手のメールアドレスを知っている場合の共有方法です。
「共有リンク」で共有
相手のメールアドレスを知らない場合や、一度に複数人に共有したい場合の共有方法です。
「マップを公開する」には注意が必要
「マップを公開する」でも共有は出来ますが、教えたい相手だけでなくネット上に公開されてしまいます。
編集権限の変更方法
共有をした後、相手によって編集権限を設定することができます。
ユーザー個別で変更することもできます。
マインドマイスターでよく使う機能
実際にマインドマイスターでマップを作る際によく使う機能や操作方法を紹介していきます。
紹介する機能を活用すると、下記のように色分けや絵文字で分かりやすく作ることが可能です。
ショートカットキー
パソコンのキーボードで操作する際に便利なショートカットキーを紹介します。
ショートカットを覚えるとマウスをなるべく動かさずに、マインドマップを素早く作成できます。
よく使う操作だけでも覚えておくと便利です。
Windowsの場合は公式サイトでも解説されています。
よく使うショートカット
ショートカット | 内容 |
tab | 新しいトピックを「横→」に追加 |
return | 新しいトピックを「縦↓」に追加、トピックを編集 |
↑ ↓ ← → | トピックの移動 |
space | トピックの表示 / 非表示 |
⌘F | 検索 |
⌘X | 切り取り |
⌘C | コピー |
⌘V | 貼り付け |
esc | キャンセル |
⌘B | 太字 |
⌘I | イタリック |
⌘Z | 戻る |
⇧⌘Z | やり直す |
覚えておくと便利なショートカット
ショートカット | 内容 |
⌥C | トピック間の接続 |
⌘⌥1 | 1階層表示 |
⌘⌥9 | 全階層表示 |
⇧return | トピック内で改行 |
⌘I | イタリック |
装飾や絵文字の挿入
マインドマップでは見やすいように、トピックの背景や文字色を変更することができます。
ただ並べただけのマップは内容も伝わりにくいので、装飾を使ってみやすいマップ作りをしてみましょう。
絵文字のギミック
絵文字をクリックすると、素早く関連した絵文字に切り替えることができます。
(一部の絵文字のみ)
ギミックの切り替え方法を動画で紹介しています。
まとめ
次回は画像共有に便利なGyazoについて解説するね!